大学を卒業した後に就職したのは、某メーカーの営業職でした。IT業界に興味はありましたが、文系出身ということで、当時は選択肢として考えていませんでした。
しかし、社会人として過ごす中、ITの重要性や将来性を目のあたりにし、自分自身がITエンジニアとして何かを成し遂げたいという思いで一大決心し、IT業界の扉を叩きました。
最初はプログラミング言語をはじめ、設計の考え方等、スキル不足が否めない部分も少なからずありましたが、先輩社員やお客様に恵まれ、様々なプロジェクトを経験することで、徐々に自信を持ち始めることができ、いつのまにかリーダー職を任されることも増えるようになったことを覚えています。
業務では、公共系、鉄道系、メーカー系と様々な業界のシステム開発に携わってきましたが、メインとなるのは通信系のシステム開発です。
通信系といっても多種多様ですが、現在はルーターと呼ばれる通信機器を制御するシステムに携わっています。
この通信機器はお客様先に設置されるもので、提供しているネットワークサービスに直接影響します。その為、システム品質も高いものが求められますが、その分、お客様から得られる評価も高くなりますので、ITエンジニアとしての力量を高く問われています。

今やIT技術の進歩はとどまることを知りません。非常識が常識に、不可能が可能になっていく時代です。
今はスマートフォン全盛ですが、10年後はどうなるか予想もつきません。これはシステム開発にも同じことが言え、今求められる技術がこれから求められる技術とは限らないのが現状です。
その為、IT業界に興味を持っている皆さんも、技術に不安を感じることなく、まずはご自身が興味をもつこと、携わりたいことを重視して、将来の仕事というものを考えていただければと思います。
アルクではいわゆるシステム開発という仕事が主体ですが、自分たちが新しいことを提案して事業化していく取り組みも行っており、時代の変化に柔軟に対応していくことのできる会社を目指しています。
そんなアルクに少しでも興味を感じていただき、皆さんの将来の選択肢の一つになることができれば幸いです。